しみ消す治療をする前に注意したいこととは?
しみ取りレーザー施術は全てのシミに効果があるとは言えない。
レーザーと言いますと、患部を切ることというイメージがありますが、シミ取りの場合は、レーザーの熱を患部に照射するのです。
メラニン色素細胞をピンポイントで破壊するのでシミを消すことができます。
レーザーは茶色や黒の色素に反応します。
肌に照射してもシミにしか反応しない特徴があります。
二度と同じ部分にシミができないわけではありません。
メラニン色素細胞を破壊するだけ。
メラノサイトが破壊されるわけではありませんから、ケアをしないとまたシミができます。
シミと言いますと紫外線でできる老人性色素斑のことですが、それ以外のレーザー施術もあります。
しみ消す治療で有名なレーザー施術の効果やプロセスとは?
シミ取りレーザーの施術は完治するまでに半年程度かかります。
当日や翌日はレーザー照射した部分は炎症を起こしています。
そのためにガーゼやテープを使って患部を保護します。
4日目から10日後は、患部のかさぶたが落ち始めます。
11日後以降は、かさぶたが落ちた部分がお肌のターンオーバーをくり返します。
1か月程度で他の部分とお肌の色が同じようになってきます。
1か月で綺麗にシミが取れていれば、次の施術ができます。
シミが綺麗に取れていない場合は、もう一度レーザー照射するケースもあります。
お肌が弱っているときに、レーザーをすると炎症性色素沈着を起こしてしまって、さらに濃いシミができる場合もあるので、医師としっかりと相談しましょう。
これ以外に、かさぶたが落ちた後に紫外線の刺激を受けて炎症性色素沈着を起こすこともあるので日焼けには注意をしてください。
クリニックは一度だけの通院では済みません。
最初のレーザー照射だけではなく、お肌の術後経過をみるために数回通院しなければなりません。