皮膚トラブルの原因は古い角質
肌の色がくすんでしまったり、シミやニキビといった目立つ汚れが出来てしまったりといった皮膚トラブルの主な原因は、肌の表面にある毛穴に老廃物が溜まっていたり、古い角質が剥がれずに皮膚に残り続けているからです。
それら老廃物や古い角質が剥がれて、新しい皮膚細胞が肌を形成するサイクルをターンオーバーと呼ぶのですが、そのターンオーバーが乱れる事で皮膚トラブルが引き起こされますので、常に新陳代謝を活発化させ、ターンオーバーのサイクルを正常にし続ける事が肌トラブルを防ぐ最善の方法と言えるのです。
しかし、そうは言ってもすでに老廃物や古い角質を肌に溜めてしまった人はどうすれば良いのでしょうか?
そういった時は、「ケミカルピーリング」という美容施術が効果的な改善策となります。
ケミカルピーリングで皮膚のターンオーバーを促進する
「ケミカルピーリング」とは、肌の表面に特殊な酸性の薬剤を塗布する事で毛穴に溜まっている老廃物や古い角質を溶かし、それらを除去する事で皮膚のコンディションを正常に戻す美容施術の事です。
このケミカルピーリングはニキビ治療に効果的な施術として有名ですが、ニキビ治療以外にもシワ取りやたるみ取りといったアンチエイジング術としても人気の施術となっていますので、老若男女を問わずに愛好家が多くいる施術となっています。
ケミカルピーリングの頻度
「ケミカルピーリング」は1回だけの施術で終わる治療法ではなく、複数回に分けて行なわれる治療法となっています。
その頻度は、3か月を目安にして、2週間に1回の間隔で施術が段階的に行なわれます。
この間隔での施術をしっかりと3カ月間行なわれた後は、新たな皮膚トラブルが起こりにくい肌質へと生まれ変わっています。
3カ月が過ぎると、その後は1ヵ月に1回、2か月に1回と施術の間隔を空けて行き、肌トラブルが完全に治ったら、自宅でのスキンケアだけで良し!となるのです。