アンチエイジングに欠かせないクレンジングのポイントと選び方
日中の肌を美しく見せてくれるメイクも、その汚れが長きに渡って残り続ければ、肌トラブルを生み出す原因になり得ます。
例えば、眠い・疲れたなどの理由でクレンジングをせずにメイクをしたまま眠ってしまうと、その後の肌にターンオーバーの乱れが生じることもあるのです。
またこうした悪習慣の繰り返しにより、毛穴の詰まりによる大人ニキビや肌くすみ、シワ、たるみなどのエイジングサインが生じるリスクも当然高まりますので、自分の肌質に合ったクレンジングを使って行うケアはアンチエイジングにも欠かせないことだと言えるでしょう。
洗浄力の高いクレンジング
カバー力高めのしっかりファンデーションなどを落とす際には、オイルクレンジングやパームクレンジングといった洗浄力の高い商品がおすすめとなります。
半固形タイプのパームクレンジングには、クリームクレンジングとオイルクレンジングの利点を併せ持つ特徴があります。
これに対してウォータープルーフのマスカラにも適したオイルクレンジングには、肌が本来持っている水分や油分も落としてしまう強さがあるようです。
肌に優しいクレンジング
敏感肌や乾燥肌といった皆さんにおすすめとなるのが、肌に優しいミルククレンジングやクリームクレンジングといった種類です。
肌に馴染ませて拭き取るという少し面倒な手順となるクリームクレンジングには、最も洗浄力が高いのに肌にはとても優しいという特徴があります。
これに対して洗い上がりがしっとりしているミルククレンジングには、洗浄力が若干低い難点があるようです。
手軽に使えるクレンジング
ウェットティッシュのような形状の拭き取るクレンジングは、外泊先などの1日だけといったシーンで使うものです。
意外と洗浄力の高い拭き取るクレンジングには、肌への摩擦によってエイジングケアにも欠かせない潤いをたくさん奪う難点があります。
また口紅やマスカラなどを落とす際に使われるポイントメイク用クレンジングについても、ファンデーションなどのベースメイクを落とすにはかなり強すぎる存在となりますので、注意をしてください。
こうした形でそれぞれにメリット・デメリットのあるクレンジングを使う際には、自分の肌質だけでなく昼間に塗布している化粧品に合ったものを選ぶ心掛けも必要だと言えるでしょう。