保険診療と自由診療の違いはどこにあるの？
自由診療は医療保険が使えない診療のことです。
美容外科で治療を受ける場合に耳にするのが「自由診療」です。
費用が高額になりますから、保険診療で何とかしようと考えるのが普通です。
ですが、保険診療の場合は使用する薬剤・治療方法・材料に制限があります。
保険診療だけでできないこともたくさんあります。
機能回復をするだけでいいならば保険診療でいいかもしれません。
ですが、見た目の問題は気になりませんか？
自由診療
健康保険など公的な医療保険が使えない診療で、患者と医療機関で自由に個別の契約をします。
制限がなくなりますので、患者の希望に沿った対応が可能。
保険診療よりも質の良い治療方法・良い材料で行います。
病気にならない予防や見た目の悪さを改善するために使われます。
保険診療
病気のための治療です。
国から定められた治療方法と材料の範囲で「機能を回復させること」を目的にします。
患者は治療方法を指定することができません。
治療費の7割から9割は国や地方自治体が負担します。
残りの1割から3割が自己負担になるのが保険診療です。
自由診療のメリットとデメリット
自由診療のメリット
保険診療では使えない素材や治療法が使えます。
厚生労働省が認可している薬剤や治療法以外でも、医師の判断で治療できます。
患者サイドのメリットだけでなく、病院も自由に料金が設定できるメリットがあります。
自由診療のデメリット
健康保険が適用できませんから、費用が高額になることが一番のデメリットでしょう。
経済的に余裕がない人は自由診療での治療は難しいです。
いわゆる医療格差が生じてしまいます。
また、厚生労働省が認可していない薬剤や材料・治療方法を導入するので、何かしらの問題が起きる可能性があります。
責任は診療を受けた患者の自己責任になります。
